アカウント内からファイルが削除されたことに関しまして、大変ご心配だったかと存じます。
特に、ファイルがビジネス、家族や赤ちゃんの写真など思い出のものである場合、データをなくすことはお辛いと思います。
表題の様に、「Dropboxが勝手にファイルを削除した」とお問い合わせが来ることがよくありますが、Dropboxは、ユーザーの操作なしにお客様の大事なファイルを削除することはございません。
ここで留意していただきたいのは「ユーザーの操作なしに」という点です。お客様、あるいはファイルにアクセスできる他の誰か・何かがファイルを削除すると、Dropboxは本来の機能を実行し、削除をすべてのデバイスに適用します。
ファイルが削除される方法はいくつかあります。
Dropbox内の削除は、「本来の場所にファイルが見つからない」時に削除が実行されます。
ではなぜDropboxはファイルを見つけることができないのでしょうか？
Dropboxへの削除とは、Webサイト、モバイルアプリ、サードパーティアプリ、そしてもちろんデスクトップアプリ上で行われた全ての削除を意味します。
これらはすべて、ほぼ同じ方法でDropboxに接続します。つまり、変更を検出し、その変更をサイト上のファイルに適用して、すべてのデバイスに同期します。
これはファイルの作成時も同様です。例えば空のスプレッドシートを作成して、操作なしに突然数字や棒グラフが作成されることはありません。空白のWord文書は、誰かの入力なしに卒業論文を書き始めることはできません。逆もまた真、キーボードに触れずに、ドキュメントが入力された文章や数式を削除することはできません。
このように、Dropboxは「変更を検出し、同期する」といった方法で機能します。 Dropboxフォルダの外でもFinderまたはWindowsエクスプローラを1時間見ていても、コンピューターを使用していなければ（ほぼ）何も目の前で起こりません。
この「ほぼ」の部分が問題の核心である為、これからこの部分について言及したいと思います。
（次に続きます）
Dropbox Staff
